2009年5月23日土曜日

練馬より奥多摩湖 【要再挑戦】

2009年5月23日(土)

奥多摩のダムを越えて、檜原街道から青梅に抜けて帰りたいと思って、途中で挫折して来た道で帰ってきた、挫折記。

コースは【練馬から100kmコース】多摩川上流・青梅周辺の延長だ。
新しいコース作りをしたかったのだが、残念だった。

この週、ずうっと寝不足だったから、朝、7時過ぎに起きても、まだ眠かった。荒川CRで熊谷でも往復して済ませるかどうか悩んだ。が、しか~し、奥多摩湖まで行ってみることにした。檜原街道から青梅に抜けてみたい。GPSにもルートをしっかりセットしてある。

朝、カップ焼きそばをおかずにご飯を食べて、8:30に家を出た。途中、5月3日の日に帰りに寄った山田うどん、そこでたぬきそばと餃子を食べる。おいしいね。2回めの朝飯だ。

今回は、だいたい、巡航25km/hを目安にして、最初からゆっくり走っる。そしたら、前回の5月3日の折り返し地点までは元気に来れた。途中、青梅の手前で、別のTarmacのロード乗りに抜かされていたが、「俺はマイペース」。25km/hを崩さない。頭の中では、ルパン三世のメロディが流れている。ルパン、ルパ~ン!

今日は、ボトル2本持っている。サーモスとピーコック。どちらも金属製の保冷ボトルだ。水切れは大丈夫だよ。

奥多摩駅を越えると最後のコンビニ。まず、サーモスに残っている水を飲み干し、新たにペットボトルの水を買って、ボトルに補充。ピーコックのボトルはそのまま。

そこから登り坂。えいこら、ほいこら、う~ん、なんて言いながら、奥多摩湖のダムまで来た。


記念に写真を一枚。ここまで心拍数は150台をキープ。160台になると急に苦しくなるし、心臓をやっちゃったみたいで、医師にペースメーカーを勧められたこともあり、無理はしない。えいこら、ほいこら、う~ん、うん。ルパン、ルパ~ン!


奥多摩湖の駐車場に着いた。いつの間にかルパンの音楽は消えていた。写真を2枚。



駐車場には途中で追い越されたジャイアントのOCRかTCRの人がいる。真っ黒に日焼けしたいい体格の人だ。俺とはどこかちょっと違うみたい。朝飯の数だろうか?

奥多摩の駐車場でウダウダと一人で休んだ。20歳代の頃を思い出していた。夏、わざわざこの駐車場までクルマで来て本を読んでいた。あの頃は、クルマで峠が好きだった、なぁ、なんて。
さて、いつまでもこうしていられない。まだ、脚が残っている。先に行ってみたい。


奥多摩湖を越えて、GPSのナビに従い、奥多摩周遊道路に入る。

ここから月夜見山を越え、青梅に下りて青梅街道で帰ろうと思っていたが、奥多摩周遊道路には、単車がカン高いエンジン音鳴らしてブンブン走ってる。あいつらがコケて、巻き添え食ったら、ちょっと洒落にならない。こっちは生身の出で立ちだ。とにかく、怖くて来た道を戻ることにした。しょうがない、往復、同じ道になっちゃった。


奥多摩湖まで戻る途中、後ろからローディに声を掛けられた。「こんちは、また会いましたね。」、って。ん?誰だろこの人?彼いわく、午前中、俺と伴走ていたそうだ。
・・・・赤黒ワークスカラーのTarmacの自転車を見て思い出した。そうそう、そういえば、前後入れ替わったとたん、いきなり見失ったひとだ。

その人は所沢から来ているといっていた。一緒に走っていたから近所の人かと思っていたと言ってくれていた。まあ、練馬も所沢も変わらないから、そうなんだけど。

その人、見るからに早そう。話を聞くと、職場まで毎日、自転車通勤。羨ましい。

奥多摩湖の駐車場まで引いてもらって(下り坂なのにペダル回して追いつくのが大変だったけど)、そこで分かれた。
そっから先、一緒に走るのはヤバイからな。こっちはあくまでもマイペースでないと・・・家に帰れない。

その人が見えなくなるまでに数秒と掛からなかった。

さて、俺も行くか。と、思いつつ、非常食に持ってきたカロリーメイトを一箱食べる。


奥多摩湖から奥多摩駅までの急降下の下り坂、これ、怖かった。クルマの速度超過防止のガタガタが結構続く。しかもトンネルの中で。 60km/hでガタガタしている最中は、ブレーキなんか掛けられない。ブレーキしたらぶっ飛びそうだ。もう、なすがままで落ちて行く。自転車が壊れるかと思ったぜ。


国道16号まで戻ってきたら16時。もうね、ここまで来ると、自転車漕ぐのがホント飽きた。取り敢えず、すき屋でハンバーグカレーの大盛りを食べて休んだ。

あと、2時間あれば家に着くかな・・・。18時目標だな。

まあ、頑張りました。電車で輪行して帰りたい気持ちを抑えて、ペダル回しました。
清瀬を越え、あと少し。栗原の交差点を越え、最後の登り坂に差し掛かる。最後の力を振り絞って本気モードで登っていった、ら、カーブの先から突然、小学生高学年くらいの女の子の自転車が猛スピードで下って来た。俺から見て、左側は生垣、右はクルマがブーブー走っている。逃げ場は生垣だけ(ちょうど人の背の高さの生垣がある)。ギリギリブレーキが間に合ったけど、自転車同士が「コツン」とぶつかったくらいの正面衝突。
だけど、俺は生垣の中に、頭から突っ込んでいる状態。左足がヒクヒクして筋肉がつりそう。 こっ、声が出ない・・・女の子は、「すみません」と言って、去っていく。あのコは大丈夫だったんだろうか?

俺は生垣から頭を出して、左足のヒクヒクと闘い、暫く休憩。運よく筋肉がつる状態まで至らず、まっ、いいかっ、て、坂道発進。う~ん、泣きたい。

でも、18時に家に現着を目指す。その途中、GPSの電池が切れた。電池交換。もう、18時帰還は絶望的。タバコに火をつけ、一服。

取り敢えず、18時過ぎに家に着いた。丁度、ここで完全に脚が売り切れた。 奥多摩湖のダムで引き返せばよかった、と思ったのは、家に着いてから。

総走行距離、丁度150km、しかも登坂付き。脚がパンパンだ。家で、ピザの宅配を頼み、Lサイズを一人ですべて頂く。美味しい。妻は、Mサイズを少し食べた。残りは翌日の朝、俺が食べる。ピザは好きだ。

さて、奥多摩は、う~ん、越生より楽だったような気がする。

今回は、膝は大丈夫。爆弾の導火線が点火された気配すらなかった。しかし、途中で自転車漕ぐの飽きたなぁ。疲れたなぁ。


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