自転車の話とは異なるが、クルマの車検について記録しておこうと思った。
もう、かれこれ約20年間、ユーザー車検で自分のクルマを通しているが、行く度に2年ぶりだし、1回の検査が10分程度なので、いつも手順にドキドキしてしまう。業者に混じって車検を受けている、あの雰囲気がとてもつらい。もたもたしてる素人が怒鳴られているのを見たこともある。可哀想に・・・・
ユーザー車検を受ける前提
ユーザー車検を受けるためには、普段からクルマの調子を気にして運転している必要がある。
特に「音」、そのほか「スピードの乗り具合」や、「燃費」に注意を配る。
気になるようなら、ディーラーに持ち込み点検をしてもらう。ディーラーは、点検記録や交換部品をコンピュータに記録しておいてくれるから、全国のどこでも調子が悪くなったら近くのディーラーに駆け込めば、過去の記録が出てきて修理履歴が確認できる。このシステムを使わない手はない。
また、エンジンオイルは小まめに交換する。エンジンに合ったグレードで一番安いものでいい。どうせ小まめに交換するのだ。(ちなみに私は5000kmで交換)
洗車をしたら、ついでに、ボンネットの中、エンジンルームを、軍手をはめて、ラジエター、ウォッシャー液、オイルの量の点検、ついでに各部やホース類も触り、緩みやガタがないか確かめる。
軍手がウェス代わりとなって、点検がてらエンジンルーム内のホコリが取れる。簡単だが、これがメンテだ。
初期のオイル漏れなどは、こんな点検(拭き取り掃除?)で発見できる。
室内を掃除する際、ついでに、ペダルのゴムの緩みはないか、シートベルトにガタはないか、シートベルトの警告灯は点灯するか、座席数は車検証通りか、発炎筒の有効期限は期間内かを確認しておく。
こうやって、普段からメンテや小さな修理を重ねておくのがクルマを長持ちさせるのと同時に、自分の無事故記録を伸ばし、且つ、安く車検を通過させることができる。
ユーザー車検の前にすること
①自分のクルマをいつもより綺麗に洗車。足回りや下周りの泥やホコリを高圧の水で流す。
下回りを検査する検査官の気持ちになればいい。検査してくれている人に、泥やホコリを浴びせてしまったら申し訳ない。絶対に綺麗にしておくこと。
②クルマを購入した時に付いてきている整備記録簿の点検項目にチェックを入れながら、いつもの軍手点検を行う。当然だが、専用工具や測定機器の必要な整備は出来ない。そういう点検項目にチェックを入れる必要はない。ユーザー車検に専用工具や測定機器の必要な整備は要求されていない。(逆に言うと、チェックを入れれば、実際は何も点検していないと言うことがバレる。)
チェックを入れたら、日付や走行距離数を記入し、整備の名前記入欄に自分の名前を書き、印鑑を押す。
そのページを整備記録簿から切りはずし提出用にしておく。
③納税証明書を用意しておく。ちょっと頭にくる瞬間だ。何に役立っているのだろうか、この税金は。
④車検の予約。便利になったものだ。インターネットから予約ができる。
ここから↓予約ができる。
http://www.kensayoyaku.mlit.go.jp/CarAnswer/app
予約完了画面は印刷して、検査場に持っていく。
ちょっと前までは電話によるアンサートーンで予約したものだ。ユーザー車検という言葉がなかった時代は電話して口頭で予約した記憶がある。
ユーザー車検当日
①予約時間までに車検場に赴く。技術の進歩というか、役所の無駄の排除というか、2年前と様子が違うことが多いので、ちょっと様子を見てからアクションするために、ちょっと時間に余裕を持つ。
②取り敢えず、「ユーザー車検受付」に行く。必要書類の入手先を教えてくれる。
③指示された建物(窓口)に行き、25円(前回は30円)で、車検申請用紙を買う。
車検証、納税証明書、自賠責、点検整備簿も一緒に見せると話が早い。
④自賠責に加入する。
⑤その隣の窓口で税金やら手数料やらを支払い、申請書を出すと、収入印紙が貼られて戻ってくる。
⑥申請書3枚に必要項目を記入する。
20年前は代書サービスがあった。一番最初だけ使ったことがあるが、次より申請書は手書きで提出した。
⑦書類を「ユーザー車検受付」に、インターネットの予約画面を印刷した紙と納税証明書等、持参した書類を添えて提出する。
記入の間違えがあれば、窓口の係の人が指摘してくれる。指摘部分を修正して、再提出すればいい。
提出が終れば、書類は取り敢えず完了。
⑧クルマを検査棟に持っていくのだが、取り敢えず書類を持って検査棟に行き、係員にユーザー車検であることを告げ、書類を見せる。そこで書類不備がないことを確認してくれると、係員がレーンを指示してくれる。
⑨係員が指示したレーンにクルマを持って行き、検査を待つ。
⑩順番が来たら、頭上の掲示板に表示される指示に従ってクルマの操作を行う。
⑪全部の検査が終ると、はんこがもらえる。それを「ユーザー車検受付」窓口に持っていくと、新しい車検証と車検のステッカーをくれる。
⑫前面ガラスに貼ってある車検ステッカーを貼りなおし、新しい車検証と、自分で記入した整備記録簿を車検証入れに入れて終わり。
検査自体は10分程度だが、途中でタバコ吸ったりして、何だかんだと1時間弱かかる。
今回も、これで15年目になる私のクルマの車検を通した。スバルのクルマは丈夫だよ。
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2009年3月13日金曜日
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