
行き先は埼玉県の越生。山を越え、巾着田に抜けて帰ってくる。このコースは景色がよい場所があり、四季折々、いつも楽しめる。坂道登りもなかなかチャレンジだ。
んが、2つ問題がある。
1.景色がいい場所に行くまでに数キロだがキツイ登り坂がある。
2.そこまでが遠い。
まずはいつもの通り出発。最初の数キロでその日の調子を確認する。脚が回らなければ、諦めて荒川に出るか、狭山湖コースに切り替えるのがいい。

今回、家を出て10キロも走らずにタイヤがバーストした。パンクではない、パンっという大きな音とともにチューブがバックリ裂けた。しかも、赤信号で停止中だ。
何て体重なんだろう、俺は。
早速、チューブ交換、最近買い換えた携帯ポンプで空気を入れる。デブな俺は9気圧が必要だ。おおっ!このポンプは9気圧相当まで入る!正直、このポンプ、小さいから使いにくそうと思っていたが、使用上、全く問題ない。しかも空気満タン後の走行感覚は、フロアポンプでゴシゴシ9気圧入れた感覚と同じだ。
今回、買い替え後の実戦使用は初めてだが、こいつは買い換えて良かった。
ペコペコのユルユルタイヤならUターンして今日の走行はあきらめる処だったが、Uターンせずそのまま越生に向かうことができた。
さて、コースに戻る。所沢までは奥多摩コースと同じ。
所沢で朝早くから営業している自転車屋さんを発見。スペアチューブを買って、お店のお兄さんと話し、いい加減仕事の邪魔をしてからコースに戻る。
所沢から所沢街道を使い、狭山市に向かう。小手指付近はちょっと道幅の狭い公道、何となく緊張して走る。
狭山市役所前を通り、坂道を下ると入間川。この坂道、帰り道がキツイ。ヘロヘロになっている脚によく効く。
橋を直進して入間川を渡る。冬は左手に見える富士山の景色が綺麗だ。その先に稲庭うどんがある。ここは美味い。でも、自転車乗りの時は食べないで、その先にある山田うどんに入る。こっちの方が安い。山田うどんで2回めの朝食をガッツリ取る。でないと、この先、走れない。
腹ごしらえが終ったら、そのまま直進。住宅街を抜け女影の交差点を左折。
その後、走りやすい公道をひたすら走る。巾着田の手前、鉄道を渡る陸橋の手前の信号を右折。分りにくいかも知れない。いつもGPSのルート指示に従って右折しているので、うまく記述できない。
べつに陸橋を渡って、鉄道に沿って北上してもよし、陸橋を渡らず、踏み切りを探して渡って、北上してもよい。
いづれにしても、鉄道の西側の道を使って鉄道に沿って北上する。
越生付近は何となく賑やかだ。三滝入口の信号を左折。近所のシロクマパンに行って補給食を買って山に入っても良いが、山田うどんに寄っている時は行かない。サイクリストに100円引きしてくれる甚五郎はまだ開店前だから寄らない。前を通過する。
はっきり言って、ここで結構、疲れてる。緩い上り坂でもインナーを使い、フラフラ走る。止まって、休憩もしちゃう。他の自転車集団に抜かれても気にしない。

突き当たりのT字路を左折。ここから上り坂。笹郷線だ。
一旦停まって、頂上まで10分台で登る決意をする。でも、数メートルで直ぐにハアハアゼイゼイ、息が切れる。だから、いつも終点の頂上までは40~50分かかる。
ここは真冬でも汗がボタボタ垂れるほど、デブにはフーフーする登りだ。なので、途中で止まって休憩しちゃうし、他の自転車集団に抜かれても気にしない。

携帯が繋がる場所になると、妻からの電話が入り、早く帰って来いとお叱りを受ける。が、こっちはまだ折り返し地点にもいない。と~くにいる感じがして、それだけで疲れる。
携帯が繋がる場所から見る山の景色がいい。山の尾根と空の境を見るのが好きだ。スカイラインと言うらしい。 ⇒

←写真左から右に道がある。冬なら道が確認できる。

笹郷線の終点でまた休憩。でも、意外に元気だ。
そりゃそうだ、普通の人より2~3倍も時間かけて登ってくるんだ。

終点のT字路を左折。登りがある。一気に元気は吹っ飛び、数メートルでタラタラ走行でフーフーになる。
ユカデという場所を越える。西武線のハイキングコースに紹介されている場所だ。ハイカーによく会う。さすがに歩いている人には抜かれたくないので頑張って走る。

北向地蔵まで来ると、心臓はバクバクで休みたい。
が、ハイカーが多いので、見栄を張ってここは我慢。

鎌北湖の手前で右折。林道を少し下るといきなり視界が開け、景色のいい場所に着く。ちょっと一息。。。


↓ここでマラソンするのか!?


ここからの林道はずうっと下りだ。川沿いの場所は涼しい。森の風景が昨日までの仕事や恐妻のストレスを忘れさせてくれる。しかし、ここの下り坂の林道区間はウェットでスリップしそうで怖い。自分の体重がかかって加速度が付く。一生懸命ブレーキしていると、両手が疲れる。ついには下ハンにしてブレーキをかける。これがまた怖い。


鉄道の陸橋をヘナヘナ渡れば、後は来た道だ。でも、いつも狭山まで来て力尽きる。ここからは、休憩しながら、遠いなぁと思いつつ、頑張って走って帰る。
【練馬から100Kmコース】埼玉県・越生⇒ユカデ⇒巾着田 GPSトラックログ(別サイトHP)
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